水面にひとり

今日は嵐コンの予定が無くなったので、海へ行きました。
行きつけのバーのメンバーで行ったのですが、疲れてしまいました。何やってるんだろう、自分。こんなことなら、あのときやめておけばよかった。
汚い。もういやだ。人と話すのは疲れた。
疑心暗鬼。全ての人が疑わしくてしょうがない。

人間は、完全な意味で大人にはなれないのかもしれない。いつまでたっても、子供は子供なんだな。特に、男は。世間の荒波に揉まれた男でも、子供だなぁ。

あのバーには、「バー派」と「バンド派」という派閥があって、店長・前店長・常連さんは「バー派」、私の好きな人(店員)・前店員・昔の常連さんは「バンド派」なんですね。
私はそういう派閥が存在していることすら知らなくて、どちらからも可愛がられていた方なんですよ。
けど・・・悲しいことだけど、今日派閥争い的なものがあって、あまりにも「バー派」が勝手しほうだい。「バンド派」が哀れで哀れで、何もしてあげられない自分が情けなかった。
「バー派」の人たちの事を、人として見損なった。

人から聞いた話だけで判断したんじゃなくて、この目で見たんだ。どちらが馬鹿かは、ガキの私でもわかる。
彼は私によくしてくれたけれど、私はあなたに失望しました。



派閥争いなんて大嫌いだけど、人間的に尊敬もできるし面白いし、私と合っていると思うのはバンド派。

もう、あの店へは前のような気持ちで行かないかもしれない。けれど、私は私を大事にしてくれる人を選びたいから、例えあの店へ行かなくなっても、人として正しい選択をしたと思える。


もちろん、帰ってきて独りになった瞬間泣いたけど。こんな結果になってしまったことが。
けど、不思議と後悔はしていない。
あの人たちは、「私の人生には関係が無い人たち」だっただけだから。